長女が2歳のときの話。
毎日毎日、あきもせず、ままごと遊びにいそしむ母と子である。
この日はどうやら、お嬢様はお店屋さんごっこをご所望のようだった。
「はーちゃん、いらっしゃいませー。」
これは、『いらっしゃいませの人の役』つまり、お店の人をやるという意味だ。
そうすると、必然的に母がお客さんとなる。
「じゃあ、お客さんやるね。まんまくださーい。」
ちなみに、長女の中では、お店=レストランor食堂 という図式が出来上がっている。
だから、それにあわせて、まんま(食べ物)くださいと言ってやっているというのに、奴の次の言葉は、
「だめー。」
さらに、
「お茶!!」
つまり、まんまはやらん!お茶だけにしな!!という、命令形である。なんちゅー傲慢な店だ。
しかたがないから、
「じゃあ、お茶くださーい」
と、しぶしぶ付き合ってやると、
「だめー。」
ときた。おめーがお茶にしろってゆったんだろうがよっ!!と心の中で叫んだら、次の言葉は、
「ばばい(*汚いという意味の方言)水、どうぞ~。」
客に、汚れた水を飲ませる店。
保健所に訴えてやルー!!
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