長男が、11歳の頃の話。
岐阜県は、
揖斐川、長良川、木曽川という大きな川が3つ流れていて、
最終的には、3つがなんだかくっつきあった形で、太平洋に流れ込む。
うちの近くを流れている川は、
長良川の上流にあたるので、
長男は、やたら
長良川の肩を持つ。
「なんで、長良川は、途中で消えてまうんや~。」
と、
揖斐川とくっついてしまうことを嘆いている。
「しょうがないやん。揖斐川に、吸収合併されたんやで。」
と、適当なことを言ってごまかす母。
だが、奴は
『吸収合併』の意味がわからない。
「合併?
長良川は、吸収合併になるの?
じゃあ、揖斐川は?」
と聞くので、
「揖斐川は、(吸収を)する方やん。」
と、丁寧に答えてみたら、奴はこう頷いた。
「あぁ、『する方合併』って言うんかぁ~。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。
←木曽川のことも考えてあげて!
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